「極端な環境に身を置き、進んでいく」

はじめまして!

下出誠(しもでまこと)

(@kuroshishiro)といいます。


東京都在住の39歳。

職業:デザイナー

生年月日:1979年8月18日

出身地:石川県加賀市動橋町

好きな言葉:剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)

意味:無欲で意志が強く、飾り気がなく口数の少ない人物こそ、道徳の理想である仁に最も近いものであるという例え


この記事では、僕の人柄や普段の活動や今後の夢をお伝えしています。

5分程度で読める内容になっていますので、読んでいただけると嬉しいです。

それでは、よろしくお願いします。

ふだんは東京でデザイナーとして活動

デザイナーといっても、デザイン会社で働いているわけではありませんが、会社内のデザインの担当をしていています。

【職場で担当したデザイン】

  • ぼくがデザイナーになるまで

高校を卒業する頃、僕は大学に行く気がありませんでした。

その当時の僕がざっくりとやりたいなと思っていたのはファッション関連のこと。

しかし両親の、「大学でこれからの道を考えてもいいんじゃないか?それでもそれがやりたければやればいい」といった説得もあり、僕は大学に行くことにしました。

その後、大学に入って多くの仲間ができていく中、その中でもよくつるむやつらの中にDJをやっているやつが多くて、石川の田舎者の僕も単純に『DJってかっこいいな』と思い、少しやってみたりもしたのですが、何かが噛み合わないというか、熱中できませんでした。

そんな時、イベントの『フライヤー』が良いデザインなら持って帰られるし、悪ければ即捨てられるという、ものすごいスピードで評価されることに魅せられ、それからグラフィックデザインに興味を持つようになりました。

その時、気づいたんですけど、

『あれ? 俺、今ファッションのことをやりたいと思ってないな…あんなに熱量を持って親と話していたのに…』

自分でも驚きました。

「もしかしたらグラフィックデザインをやりたい気持ちも同じ可能性だってある…自分がすべきことはこの思いの本気度を自分自身で認識することだ」と思いました。

「とりあえず1年は思っているだけにしよう…1年経ってもなおこの道に進みたいと思っていたら、その時動き出そう

そんなふうに考えていました。

ちなみに僕が通っていた大学は、神奈川大学の経営学部国際経営学科。

デザインの“デ”の字もないところでした。

そして1年が経ち…。

思いは1年前よりも強くなっていました。

そうして動き出したのが、僕のデザイナーの道の始まりです。

勤務時間外では、SNSで繋がってくれている人たちとデザインを提供したり依頼をもらったりしています。

自分のデザインでコミュニケーションできていることが嬉しいです。

【SNSでデザイン提供したもの】

人生で大事にしている価値観は、「わかったつもりにならないこと」

新しく誰かと出会って知っていく上で、その人が話す時に、

●どんな表情で喋り

●どんなリズムで話し

●どんな音でコミュニケーションを図るのか

それらを全体で感じて『自分の中でのその人』をしっかりと持つことを大事にしています。

このようにしっかり考えようとするところは理論的なんですけど、実際に関わってくれる人に対しては感情が前に出てしまう人間です。


文字はどこまでいっても、良くも悪くも文字でしかない。


『伝達』という意味ではいいのですが、『知る』という意味においては、僕はわかったつもりにはならないようにすべきだと思っています。

また、同じ理由で、自分を知ってもらうためにも、状況が許す限り実際に会いに行くことを心がけています。

こういった人間なので、これまで出会ってくれた周りの人たちからよく言われるのは、一言でいえば『熱い男』です。

●よく行動して

●よく与えて

●よく話して

●よく聞く

こんな風に見られているのではないかと思います。


デザインのことになると、後輩にデザインの赤字を伝えている時、第三者から『そんなとこまで考えて作ってるんですね』と言われます。他に、「さっき使ったアレとサイズを合わせよう、これらは揃っているからあえてここだけ揃えずにいよう」とか言ったりします。

人と大事な会話をしている時でいうと、僕は自分の中で言葉がまとまらないと、それについて考えだして黙ってしまうことがあります。人からは結構そこを突っ込まれたりするんですけど、『筋道が定まらないと話しにくいんだよね』と答えてます。

でも、自分の決断事の場合は、直感で決めることがあります。

大事な人のことだと言葉よりも先に行動してしまうところも…。

例えば、電話してて、「あ、こいつ今会いたいのかも。会って話したいのかも」って思ったら、「今から行くから」と言ってそいつのとこまで行っちゃうようなやつです。(笑)

ミラノでの留学経験で困難を乗り越えるマインドを手に入れた

僕は24歳の頃から1年半ほどイタリアのミラノに留学していました。

さっき書いたとおり「デザインを学びたい」と思った僕は、ネット等で色々と学校を探しました。

時間もお金もあまりかけられないから、短い期間で、広く浅く学べるところを探しました。

そんな折に出会った学校がミラノ

結果的にお金もかかりましたが、『海外に暮らす』というか、その環境に身を置いてみたかったし、強く憧れていたのだと思います。

「留学」っていうと、「どうやって言葉を学んだの?」と聞かれるんですが、当時の僕は海外旅行の経験はゼロでしたし、言葉の勉強を一切していない。そんな暴挙にも似たような感じで異国に降り立ちました。

当たり前ですが、辞書を引いた程度の僕の言葉では、ろくなコミュニケーションもとれませんでしたが、自分が使い物にならない現状を打破するためにも、

「とにかくこの1年半で出来る限りこの国の文化を吸収するんだ」

そんな想いのもと、とにかく飲みに行きました。

いろんなところに行ったわけではなく、1箇所に3日に1回は行ってましたね。

「常連」と言える場所を作りたかったんです。

自分の言葉が通じない中でも、とにかく伝えることはやめませんでした。

幸いにも、本当にいい仲間たちに巡り合えたので、今となってはその苦労すらも良い思い出ですが、ある程度コミュニケーションが出来るようになるまでの『最初の壁』を乗り越えるのには本当に苦労しました。

住み始めて1年が過ぎる頃、僕はその店のド常連になっていました。

そのお店の地下がCDチェンジャー完備のちょっとしたクラブみたいになっていたので、僕はこの生活のある種集大成として、J-POPをかけまくるイベントを、日本人イタリア人関係なく呼んで開催しようと思いました。

イベント当日は大盛況でたくさんの仲間が集まってくれました。もうすっかり友達になっていたその店の店長も、バカみたいに割引してくれたりサービスをしてくれました。

あと思い出としてもうひとつ。

ビザが切れて帰国しなければいけないことをイタリアの友達に伝えた時、全員が悲しんでくれて、全員が『何とかならないのか』と言ってくれました。

「お金も底をつきどうしてもきついんだ」ということを伝えた時に、「じゃあ誠の持っているものなんでもいいからくれないか」って言葉をもらえたことは、今も僕の宝物です。

これからの目標

僕は今、去年の7月8日から毎日、今年の7月7日にカルピスが100周年を迎えるその日まで、

1日1デザインのカウントダウンをしています。固定ツイートにしています

誰に頼まれたわけでもなければ、何かのメリットになる保証もありません。

でも、なぜこのチャレンジをなぜ始めたのかというと、キングコング西野さんの「天才は極端な環境からしか生まれない」という言葉がきっかけでした。

僕がTwitterを始めたのも、キングコング西野さんの『革命のファンファーレ』を

読んだことがきっかけです。

本当に自分のこれからを考える上で参考になりました。

勧めてくれた知人に感謝しています。

西野さん関係で繋がっていく人たちと出会っていくんですが、何かにチャレンジしている方たちが多いです。その人たちと一緒に西野さんの講演会のチラシを作る機会があったのですが、その時にあらためて思ったのが、

「ここにはチャレンジする人を受け入れる体制が既にできている。極端な話、今自分が褒められているのはデザインがいいからではないのかもしれない…」

ということ。

そんなふうに思っていた去年の6月頃のことです。

2018年の7月7日でカルピスが99周年を迎えることを知りました。

「ということは、来年が100周年?カルピスほどの会社が生半可な事をしてくるわけがない!」と思い、「僕が個人としてカルピスに対等に闘うためにはどうしたら良いか?どんな闘い方があるだろう?」と必死に考えました。

はじめは一つデザインを作り、数字だけを減らしていく事を

毎日しようかと考えたんですが、その時に、「天才は極端な環境からしか生まれない」という西野さんの言葉を思い出した僕は、「このチャレンジの極端な形ってなんだろう?」と再度考えました。

季節ごとにデザインを変える…、月ごとにデザインを変える…、

その最も振り切った先が『1日ごと』です。

前置きがだいぶ長くなりましたが、僕のこれからの目標は大きく3つあります。

1つめは、このカルピスのチャレンジをやりきった後の自分をちゃんと見届けて次のチャレンジにつなげる事

2つめは、このチャレンジから生まれたデザインたちとカルピスとでオフィシャルに何かコラボしたいという事

最後に3つめは、僕がこれらの作品を生み出した思いを、デザインを志す人たち、デザインに興味がある人たちに、「こんなアプローチがあるよ、こんなやり方があるよ」と自分の声で伝えていくことです。

長くなりましたが、自己紹介記事は以上です。

読んでくれてありがとうございました!



下出誠(しもでまこと)

@kuroshishiro

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