取扱注意

今日街を歩いてたらとあるお店の前で犬が繋がれてて、おそらく飼い主の方はお店の中にいるんだろうけど、ふとその犬の足を見たら足先の毛だけ染められてるんよ。しかも足ごとに全部違う色、結構カラフルな色に。
いやね、人が考えることや好みはそれぞれだから一概には言えないけどさ、きっとそれは飼い主の好みであってその犬本人(本犬?)の好みではないじゃない。まぁ奇跡的にめっちゃ気に入ってる可能性もゼロじゃないし、飼い主の方に“私はこの子の思ってることが分かるんです”って言われたらそれまでなんだけど。そしたらすんません。

でもね、あくまで僕個人の見解ではあるんだけど、このことに限らずこういうジャンルのことって人の傲りだと思うんですよ。人はそばにいて欲しい命に想いを寄せるけど、その道の先にあるのは“所有”ではないから、今回の件は想っていることを表現しているようで、実は想っていませんよってことをその犬にしちゃってるんじゃないかなって思っちゃうんだよね。そんなに色変えたいんなら自分の手足でやんなよ。

表現は自由。
思うのも自由。
そして時に誰かの自由は誰かの不自由。
だからどうしようもないと言えばどうしようもないんだけど、自由は自分自身のものしか扱えないんだよ。
明日の自由に責任を。

kuroshishiro's feeling

染めて黒、染めずに白。

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