主義、主義、主義。

唐突なんだけど、人が多く通る階段って昇る人はこっちですよ、降りる人はこっちですよっていうのを示した矢印が表記されてたりするじゃない。僕の生活圏にもそういうのがあって、主に朝と夜にそこを通るんよ。
でね、僕がその階段を昇る時(朝)は降りてくる人が多くて、僕が降りる時(夜)は逆に昇ってくる人が多くてね。その時にどういう事が起きるかっていうと、多い人達の群れの幅は最早矢印とかそういう問題じゃないくらい広くなるんだよね。だから僕が矢印の通りに進んでいてもまぁ人にぶつかってしまうことも多いし、何ならもっと端に寄ってよ的な不機嫌オーラ全開で歩いてくる人さえいる始末。

少し話はずれるけど、世の中にはルールって物が存在してる。でも所詮それは人ごときが決めたことだから、間違ってることもある。
で、そうなった時に変えようと努力をし、また新しいルールを作ることが出来る力も、僕ら人間のスペックには搭載されている。何たら革命なんていうのは基本こういうことが歴史的規模で起こったものだと思ってる。

革命はさ、その規模に大小はあれども志に自信があって行動する力もあるならどんどん起こせばいいと思う。その革命が成就するかどうかはまた別の話だけど、その動きは何かを掴めると思う。
ただ、ルールを変えようとすることとルールを守れないことは似てるようで全く非なるものだと思うんだよね。多数決、多勢に無勢、多いほうが比較的勝つことの多いこの国では、意志もなく守られていないルールが沢山ある。誰かがやってるからとか、空気を読んでとか、そんな決め方もおおいに結構だし、それが常に今回書いてるような気持ちを抱かせる物だとは言わないけど、その動きの中に自分はいるのかってことは考えるべきだと思うんよ。

誰かを交えて多数決を取るより前に、
俺は俺自身の中の多数決を探りたい。

kuroshishiro's feeling

染めて黒、染めずに白。

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