覚悟なき、虎の威を借る狐達。

今日、一年ぶりに帰省した。
着いたのは夜七時くらいで、そのままご飯食べに行ったんだけど、結論から言うとそのお店が色々とお話にならなくてさ、最初はそれについてあーだこーだ書こうかなとも思ったんだけど、何かそんなことに費やすのも勿体ないな、てかそれ以上に書きたいことが出来たんでそっちを書きます。最初のお店は無視無視。

でもって気を取り直して2軒目。
泊まるところの関係で駅からは少し離れた地元の居酒屋へ。
えっとね、全部うまい、お店の人みんなあったかい。2軒目って事もあってそんなに沢山は食べられなかったけど、1軒目の何倍“美味しい”を言葉にしたか分からないくらい。

長めの前振りを経て今回言いたい事の本質はここから。
僕も小っさくて弱い人間だから、2軒目の大将に1軒目のことをちょっと愚痴っちゃって。そしたらさ、「新幹線が開通して以降、駅前の店に対してサービスがなってないとか、人が多く来ることにあぐらをかいているというか、そういう話よく聞きますよ」って。
僕も地元を離れてもうだいぶ経つけど、そんな事実は心底悲しいよ。人が多く来るようになったなら尚のこと今まで以上にやってやる気持ちになって欲しいよ(これは僕個人の我が儘だけど)。
まして今のこのご時世、駄目なことは簡単に伝わっちゃうんだよ。他大多数の人達が日々必死に築き上げてる地元の誇りはそんなもんじゃないんだから。それを邪魔するような場所は速やかに閉めてほしい、目が覚めないのなら。

そしてふと思ったことがもう一つ。あくまでざっくり計算だが、1軒目の金額と2軒目の金額(プラス往復のタクシー代を足したもの)がそんなに変わらないということ。さっきも言ったように2軒目ではそこまで沢山食べていないとはいえ、それを加味したとしてもまぁトントンだ。
これさ、初めから知っていたら問答無用で2軒目のお店に向かっていて良いことしかなかったなっていう。当然だけど新幹線は駅に着くし、駅付近及びザ・観光地に人が集まるのは至極当然。きっとそういうPRもしてるしね。
ただ、絶対的にこの場所は、“駅”じゃなくて“街”なんだよ。駅まで遠路はるばる来てくれて、有名な観光地回ってもらってお土産も買っていってね、それも結構だし大事だけど、この地を支えて彩ってくれているのはこの場所に住む全ての人たちだから、どうか上手いこと繋がっていってほしい。
僕もそのやり方を考えます。

kuroshishiro's feeling

染めて黒、染めずに白。

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