頭の中の引き出し

さて、僕をかまってくれる大切なTwitterのフォロワーさんからこんな質問が来ました。

文字数に省エネかまして箇条書きで返そうかと思ったんですが、本人が自覚があるかどうかはさて置き、最後のハッシュタグ、

#みんな知りたい頭の中

比較的単調かつノリやすい僕に対してこの書き方は、ずるいですね。

本当かどうか確認する術はありませんが、みんなから知りたいと言われればそりゃあ細かくちゃんと返したくなるじゃないですか。

ただ、それだけだと僕が軽いやつみたいに見られそうなんでw、きっとこんな風に長文で返してくることを予想していない質問者様様への心からのサプライズっていう意味も込めてるんですよと自分に言い聞かせつつ書いてみようと思います。（文字数に制限あるとうまくまとめられないんじゃないの？っていう声は全力で無視します）

それでは、お付き合いください。

何から書きましょうかね…。

まぁ同じコンセプトで300も作り続けてくると結構色んなことがシンプルにわかるんですよ。

どんな時にこのことを考えてて、どんな時に作ろうと思ってるのか、等等。

とりあえず質問されている順番に答えていきましょうか。

“どんな時に生まれるのですか？”

えっと、起きている間に生まれます。稀に夢の中でも生まれる時があるので、生きている時に生まれます。

確かにこれは事実ですが、こんな身も蓋もない回答をしてしまうと、ここまでで既にそこそこの特に意味のない長文を並べた手前、ここで読むのを止められても困るので、ちゃんと書きます。

何というか、これまで15年もデザイナーというものをやってると、やっぱり普段の生活でも無意識のうちにそういう目で色んなものを捉えて、知らず知らずのうちにインプットされるんですよ。

デザイナーになりたての頃は、とにかく意識的に無理矢理にでも眼に映るもの全てをデザイン的に見ようとしてました。それがいつからか意識しなくなり、今ではほぼ無意識に近いです。

ちょっとややこしい言い方に聞こえるかもしれませんが、というわけでデザインは常に僕の中できっと生産されてるんですよ。気づくか気づかないか、拾うか拾わないかなだけで。

答えになってるかな…次いきますね。

“インスピレーションを受けやすい場所や時間・事柄などがあるのですか？”

“それともいきなり降ってくるのですか？”

まず、時間に関しては圧倒的に午前中ですね。

もちろん午後作ってるものもあれば、夜作っているものもありますが、比率で言うと300のうち8割近くは午前中に作っていると思います。僕が思うに、午前中ってその日の経験値がまだあまりないから、デザインに気づく、デザインを拾うのに障害物があまりないんじゃないかなって思ってます。

次なんだっけ、場所か。

特定の場所はありませんが、強いて言うなら屋外かな。外にいる時に、「あのデザインいいなぁ」とか「前を歩いている人の服お洒落だなぁ」とか思ったりすることもあれば、“あの雲の形いいな”とか“この水たまりの形何か綺麗だな”とか思ったりもします。うまく言えませんが、屋内にいて同じようにこれらを見ていても、それは観察になってしまうんですよね。外にいて歩きながらこれらを見ているときは、観察じゃなくて気づきだと思うんです。何かに気づくことが、僕はインスピレーションを受けやすいのかなって思います。

次に事柄について。

場所の時に書いたことを除けば、それは「会話」です。

これについては何故かは僕もわかりませんが、誰かと会話をしている時に、会話の中にある言葉とか、相手の言い回しからインスピレーションを受けることが多いです。別に相手がデザイナーだとかどうかは関係なくて、どんな職業の人であれ、会話からヒントをもらっています。あ、この会話めんどくさいな〜と思っているものからは特にインスピレーションを受けることはございません笑

ちょっと格好つけた言い方をすれば、僕が何を作るにせよ相手とのコミュニケーションに重きを置いているからなのかなと。言葉を紡いでデザインを織っていく、みたいな（格好つけすぎwww）

いやもう長いな。

最後の質問はここまで読んでくれた方ならお気づきかもですが、降ってくるときはいつも「いきなり」です。以上！

少しは伝わりましたかね？

どのくらいの人がこれに興味があるのかわかりませんが、会う時間を作ってくれてコーヒーでも奢ってもらえればまぁそれなりに話しますよ。

あ、そうだ。

こういう時にこれを載せておくといいのかな。

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ではでは。

明日働いたら週末お休みだ〜♪