東の京に咲いた雪の華

ご存知の通り、昨日の東京は、大雪。

僕らは日々確実に大人になって、いや違う。
僕らは日々何かを知って、何かを忘れていく。

たとえ新しいことを知ることがなくても、同じことの積み重ねは、何かをひっそり開け方の分からない引き出しにしまっていく。

それでも、遠い昔に出来た引き出しかもしれないけど、雪の愉しさを感じられる引き出しは、比較的簡単に開くんじゃないかなって思うんよ。

それだけじゃない。

色んな事を知ったからこそ、雪の持つ新しい一面を、もっと愉しめる部分を感じられるんじゃないかなって思う。

雪が音を奪った世界で聞こえる音とか、白く染めてくれたおかげで見える景色とか、その瞬間でしか抱けない想いとか。

今は、あれやこれやと言い訳を用意することばかりが上手くなってしまったけど、雪が楽しいって思う部分は大事にしたいなって思う。

あー積もったばかりの新雪にダイブしたい。

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