初の個展、初のトークショー、そして初週を終えて。
ども。
夏ですね。セミファイナルにはもう出会いましたか?
中学の頃からずっと、夏になると「夏は暑いね」を「暑は夏いね」と毎年言いたくなってる下出誠です。
さて、無事にみなさんのおかげで人生初の個展も水戸にある美容室 Mahalocoで開幕できて(8月31日まで開催中)、初めてのトークショーも開催できて、そしてその後の静かすぎる3日間を終え、今東京でこの文章を書いています。
今回はあまりに濃密だった初日に起こった数々の嬉しいことを、ありったけの感謝を込めてここに残しておこうと思いまして。
少し箇条書きになる所もあるかと思いますがお付き合いください。
前日に水戸入りし、諸々設営も終えた状態で朝会場に行くと、美容室のスタッフさんから、
「下出さん荷物届いてますよ」とのこと。
冷蔵庫に入れてありますと言われたので見に行くと、そこには大量のカルピス缶が!!
名古屋のmeguさん(Twitter / @wwpages)が差し入れで送ってくれていました♪
しかも丁寧に輪をかけたような文章のメッセージ付きで。
今年の初めに名古屋に行った時もそうでしたが、この子にはお世話になりっぱなしなので、有難いやら申し訳ないやら有難いやら。
そして今更ながらこんなにも沢山の味があることに驚きました。
おかげさまでトークショー後の懇親会でみんなに振舞ったり、後日来てくれた子ども達にも配ることができました。ありがとうね。
そしてしばらくしてまたもやスタッフさんから、
「下出さん荷物届いてますよ」の声。
何かなと思い見てみると、荷主の欄に京都の住所。
そうです。知る人ぞ知る、京都を絶賛席巻中のお菓子屋さん“パティスリーミムラ(Twitter / @pat_mimura)”からでした。
開けたら見るからに美味しそうなお菓子がたくさん!!
一度も会ったことがないにもかかわらず、ここまでのことをしてくれるなんて、さぞや男前のパティシエなんでしょう。
みなさま京都に行った際は是非こちらで手土産など買っていかれてはいかがでしょうか?
(お店の詳細はこちらから https://patisserie-mimura.jp/)
とにかくこのお菓子達、髪を切っているお母さんを待っている子ども達に大ウケです。本当にたくさんの味があったおかげで子ども達に“選ぶ楽しさ”も生まれ、終始笑顔でいてもらうことができました。ありがとう、みむ。
余談ですが、この写真左上のドライフルーツ?、普段僕はドライフルーツというものをほぼ食べないんですが(ちょっと苦手なこともあり)、半端なく美味しかったです。半端なく。
そしてこの日、後輩デザイナーの子も東京からわざわざ来てくれたのですが、観光も兼ねて昼間から来てくれたんですね。
で、ちょうどその頃会場で“せっかく水玉のノートがあるんだからコメント書くのにカラフルなペンやらシールやらあった方がいいんじゃね?”問題が勃発していたので、
「会場に来る前に百均で何かいい感じの色ペンとシール的なやつ買ってきてくんない?(原文ママ)」
と、字面にするとだいぶ雑なお願いをしたところ、流石としか言いようのないアイテムの数々を買ってきてくれました。
シールも幾つか種類の違うものを複数買ってきてくれるし、色ペンに至っては、
「カルピスの個展なんで水玉柄のペンにしてみました!」
…いや優秀か。気配りできる子さんか。
ちなみに僕、この子には絶大の信頼を置いています。コミュニケーションしかり、デザインしかり。できた後輩のおかげでポンコツ先輩は毎度かなり助けられてます(スミマセンw)。
とまぁそんなこんなで日も暮れ始め開場が近づき始めた頃、ちょっとした取材を受けていたところ入口から思いもよらない人物が!
何と黒木が!思わず取材そっちのけで「黒木!!」と叫んじゃいました。
あ、すみません。“黒木って誰やねん?”ですよね(笑)説明します。
[黒木いんふぉ]
・以前同じ会社で働いていた後輩
・日本、中国で俳優として活動
・眉毛の太さが常人の倍以上
・奥さんは中国の方
・結婚式に参列するために僕中国まで行きました
騒ぎましたがゴリゴリの一般人ですw。
今もちょいちょい連絡は取ってますが、彼の職業柄日本にいないことも多いので、特に今回のイベントに誘っていたわけではなかったんです。
それが何とサプライズで来てくれて、僕も思わず「何で!?」って聞いちゃったんですけど、
「下出さん中国まで来てくれたじゃないですか!」
こんなことを言われた僕はもう、
泣かすなよ問題児のくせに(木暮くん)状態です。
何か、人って凄いなって思いました(語彙力)。
そんな驚きも冷めやらぬ中、スマホに一件のメッセージが。
「トークショーって当日参加できますか?」
差出人は…
何と…
何と何と…
みれいさん!!!!!!!!
最後の最後にとんでもないサプライズが。
みれいさん(Twitter / @kkr301)とはその時が初対面だったのですが、僕は人生で初めてのコラボデザインを作る際の相方でもあり(詳しくはこちらの記事)、これまで何度も何度もその言葉に支えられていたので、やっと会えるということにそりゃもう僕のテンションは天井知らずの檄上がりでした。
いざ会った時の僕の感想は、“戦友との久々の再会”。初めて会う人にこんな感情をいだけるなんて、つくづく今の時代って凄いなって思いました。本当はこれまでのこととか、作るものに対しての思いとか、もっともっとたくさん話せたらよかったのにってのは心残りではありますが、会った瞬間に抱けた感情もなかなかに貴重で素晴らしいものだったので、今回は良しとしておこうと思います。
みれいさんが作ってくれた画像。
たくさんの方が“逢way”を通って逢いに来てくれたらなと思ってます。
↓
“1日”という短い間に、こんなにも沢山の想いを詰め込んでもらえて、本当に嬉しかったです。
開催期間が一ヶ月とそれなりに長いことや、僕自身がまだまだな存在ということもあって、2日目以降は決して賑わっているという状態ではありません。
それでも、見に来てくれた方、髪を切りに来た合間に興味を持ってくれた方には心から感謝しています。
そして来る最終日の31日(土)、ファイナルパーティの際には、再び多くの想いが集まってくれることを切に願っています。
誰かに会いにその人が住んでいる場所に行く、どこかに行った際にその場所に住んでいる人に連絡を取って会ってみる、そういったことは僕もよくやりますし、みんなにもきっと経験のあることだと思います。
僕は今回のイベントで、水戸というおそらく多くの人にとって(もちろん僕にとっても)アウェイな場所で、会ってみたいと思っていた人たちが会って、話して、視線を交わす。そんな瞬間を夢見ています。
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